みゃーねえかわいいよみゃーねえ。
今更感想文。
その1、天使のまなざし。
初見、12話の「天使のまなざし」劇に感動しか覚えませんでした。2回目以降は、どうやって劇であれを演じているんだろうと思ってみてみたのです。
取りあえず、階段(最初にこよりちゃんたちが最初に歌いながら登っている階段)使って天使の子達が飛んでいる表現を実現してると思います。
花ちゃんが歌いながら歩いているシーンは、ステージ右側から出てきて客席をぐるっと回りながら左側からステージに上る・・・な流れなんだろうなと。ステージ近くになったあたりがあの町の光が見えたシーンなんだろうと。素敵。
マリーにお菓子をもらうシーンに於いて、「うちの看板商品」に対して、ニコニコのコメントで「菓子を目の前にしてよく我慢できてるな」というコメントがあったけど、多分練習ですでにかじってると思うんですよね。練習で絶対1度は花ちゃんかじっていると思うんです。
カルマ様のシーンは、録画しておいたカルマ様の格好をした乃愛ちゃんをプロジェクターで表示(⇒大きく表示できる。)していたんじゃないかなと。プロジェクターの光が後光のように眩しく見えたりと、あの神々しいEffectも得られるし、こうだろうなって。
個人的に『愛』とは他者に与える慈しみ、そして『愛』の大きさとはどれほど頒布できたのか、と思うんです。となると世代を超える『愛』はとても大きな愛だと思います。デイジーのお菓子は亡き後も、孫が看板商品として販売し続け、その看板商品という愛を頒布しているということは、とても大きな『愛』だったんだなと。
とりあえず、世代を超える愛、というだけでその愛情の大きさがわかる気が。そして、あの『ごめんなさい』を言ったときのデイジーの悲しみは想像を絶するものがあったんだろうと。両想いなのに諦めざるをえないって悲しい。
愛を丁寧に歌った劇だったんだろうと思います。
さて、この劇で出てきた天使って何だろう?と。多分小学生あたりの子供のことを天使としてるんだろうなと。
こよりちゃん・花音ちゃんがずっと天使だったのは、(あの二人大人になってもずっとあの関係なんだろうと想像できるのですが、)いつまでもあの関係が続くということを視差しているんだろう。大統領になれるかどうかは知らないけれども、きっとそれ相当の地位に二人でなるんだろうなと。
…花ちゃんの試練の門(歌いながら歩いていたシーン)のところは、小学生から大人になる、までの時間経過のことを表していたのだろうと思うのです。
実際小学生の夢を抱いたまま大人(20歳)になれる人ってほとんどいないでしょう。
わたてん@百合姫掲載版、では花ちゃんがみゃーねえに一緒にお菓子屋さんをやりましょう、って誘ってましたね。劇中劇って本編の未来を示唆しているものをちょくちょく見てきたのですが、わたてんの劇も多分に漏れずそれなんじゃないかな?って。
きっと、二人の営業している店に松本ぉ!がよく買いに来るのでしょう。
ここから想像できる今後のわたてんの流れとして、二人で新作お菓子をデザインするんじゃないかなって。この二人はどんなお菓子を創るのか楽しみです。
そういえば単行本で、お化粧したみゃーねえに対して花ちゃんがドキっとしてる場面があったけれども、花ちゃんがお菓子よりもみゃーねえを選ぶシーンがいつになるのかなというのが楽しみです。あんなに徹底的にお菓子を食べることしか考えていない花ちゃんがそれ以外を意識するシーンはどんなことになるのか気になってしょうがない。
最後に、劇がとても素敵でした。また将来のみゃーねえvs花ちゃんの関係を示唆してとての感動的でした。漫画本編でみゃーねえと花ちゃんがどう仲良くなっていくのか楽しみです。
その2、妹ちゃんに天使が舞い降りた。
単行本6巻、
「こうしてるとなんか懐かしいね。花ちゃんが来る前見たい。」
「そうだな!花来る前は、みゃー姉と二人だったからな!」
の部分を読んだとき、涙しました。
作品は花ちゃんが来たところから始まっていますが、この二人はその前から暮らしているわけで、あのコスプレも当然にその前からやっていたわけで。
みゃーねえには花ちゃんという天使が舞い降りたわけですが、それと同様に、妹ちゃんには、乃愛ちゃんという天使が舞い降りたと。
妹ちゃんはみゃー姉の誕生日を忘れてショックを受けていたけれども、それはきっとみゃー姉よりも夢中になる人が見つかったという素晴らしいことなんだろうと。
僕の妄想では、中学?高校で陸上部に入った妹ちゃんを乃愛ちゃんが応援。凄い接戦で勝利したときに一番最初に抱き着くのがみゃー姉じゃなくて乃愛ちゃん。そんなシーンを妄想して一人泣いてました。
最後に
百合作品の漫画は、恋愛漫画ものとなんか毛色が違う感じがあったけども、好き嫌いの部分が男女間のそれとステップが異なり、比較的Directに愛情のそれに反映されているんだということが確信できました。
今後のみゃー姉&花ちゃん、妹ちゃん&乃愛ちゃん、こよりちゃん&花音ちゃんの関係が良くなっていくことを楽しみにしています。
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